指宿港海岸保全推進協議会が「海岸協力団体」の指定を受けました
「海岸協力団体」とは、海岸において活動する民間の法人・団体を対象に、「海岸協力団体」として指定することにより、地域の実情に応じた海岸管理の充実を図る、という制度で、今回当協議会が指定を受け、7月31日に指宿市役所において指定証交付式が行われました。
はじめに、九州地方整備局 副局長より、協議会長に指定証が手渡され、「海岸の清掃活動やビーチバレー大会、ヒラメの放流会など、若い世代に対し海岸に親しむ機会を創出いただいた、ますます協議会活動が活発となり、海岸の素晴らしさを伝えてほしい」と、副局長より挨拶がありました。
また、協議会の南会長より、「平成21年に発足し、市民の念願であった海岸整備事業の実現に向けた取り組みや、砂浜を取り戻すための活動を行なってきた。紆余曲折あったが、国・県・市をはじめ関係の皆様のお陰で何とかここまで活動を続けてこられた。7月23日には一部区間の一般開放が始まり、ワークショップの委員等に呼びかけてささやかなセレモニーを行なったが、市民がとても感激している様子を見て、事業に寄せる期待がよ
り一層高まったと感じた。今回の指定を励みに、1日も早い完成や、より一層の取り組みを行っていきたいと思っておりますので、ご協力を宜しくお願いいたします」と挨拶がありました。
今回の指宿港海岸での海岸協力団体指定は、九州地方整備局管内の港湾海岸においては初めての指定となるほか、全国の港湾海岸としても3例目とのことです。
指宿港海岸の早期完成、そしてその後の利活用など、関係団体や市民一体となった取り組みを今後も進めて参りたいと思います。